からくりサーカス 2
- 内容紹介
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大切な人が危機にさらされたとき、少年は… 泣いてばかりではなく、いつも笑えるようになると決意した才賀勝は、黒賀の者たちや叔父・善治から逃れることに成功するが、その勝を救おうと屋敷に突入していた加藤鳴海としろがねは人形使いに囚われてしまう。
しかし、勝は敵だったはずの阿紫花を雇い入れ、無謀とも思える作戦でふたりの救出に向かう。善治が仕掛けた爆弾がさく裂、崩壊する塔での戦いを制するのは? そして、泣き虫だった勝に鳴海が教えた言葉とは? 熱い想いが交差する軽井沢編、ついに決着!
- 編集者からのおすすめ情報
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藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、待望の第2巻です!!