美味しんぼ〔小学館文庫〕 40
- 内容紹介
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▼第1話/いじめを許すな!(前・中・後編)▼第2話/山岡の講演▼第3話/鉄板焼きの心がけ▼第4話/よもぎの春▼第5話/二木家の離乳食(前・後編)▼第6話/マルチメディアと食文化▼第7話/第二の人生▼第8話/居酒屋、新メニュー!?(前・後編)▼第9話/釣り VS 動物愛護!?●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)●あらすじ/東西新聞社に社会見学で訪れた中学生のなかに、同級生から「いじめ」に遭っている好男という少年がいた。ゆう子の説明のさなかにも、いじめっ子たちは使い走り、暴行、そして恐喝…とやりたい放題。見かねた士郎が止めに入っても、連中はそのことが気に入らずさらに暴力をエスカレートさせる。耐えかねた好男は、ついにデパートの屋上から飛び降り自殺を…!!(第1話)●本巻の特徴/山岡士郎、新聞社員からカウンセラーに転身…!? 自殺未遂を起こした好男を「俺が預かる」と言って自宅に引き取った士郎は、ゆう子と3人でなぜか養鶏場を見学することに。そこで士郎が好男に見せたのは、かつて闘鶏に使われていた“軍鶏(シャモ)”の雄同士による凄まじい闘いぶりだった! はたして、これが意味することとは? そして士郎が用意した「いじめに勝つための食べ物」とは…!? 本巻も丸ごと美味しい全9話を収録。●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、近城まり子(旧姓・二木。二木財閥の娘で、東西グラフ「世界味めぐり」担当だったが、おめでたを期に退職した)、近城勇(まり子の夫。カメラマン)