風の大地 32
- 内容紹介
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▼第1話/勝利への想い▼第2話/風の魔力▼第3話/風のいたずら▼第4話/遊び心▼第5話/弱い人間▼第6話/闘争本能▼第7話/変調▼第8話/暗黒の領域▼第9話/忍耐の人●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、ウォーレン(アメリカのプロゴルファー。知性のゴルフ)、アベル(ポルトガルのプロゴルファー。神の子と呼ばれる)●あらすじ/ドバイ・デザート・クラシック3日目、コースにはドバイ特有の突風が吹き荒れていた。ヨーロッパの天才と呼ばれるアベルの激しくむき出しの闘志に触れて、自分のゴルフを顧みた沖田は、多くの人の導きに感謝しつつ、あらためてトーナメントを制することを誓うのだった。強力なライバルたちがひしめくなか、果たして沖田は……?(第1話)▼第1ホール、鋭い目つきでパットを決めようとするアベルに、突然突風が襲いかかった! 普段なら入っていたパットだったが、ドバイの風の勢いにボールは流されてしまった。この現象に怒り狂うアベルだったが、キャディのドゥガンに諫められ、冷静さを取り戻そうとしていた。一方、沖田はこの風に正面から立ち向かうことを決意していた…(第2話)。●本巻の特徴/強風に翻弄される沖田たち!! 己のゴルフを制し、ドバイの風を制するのは誰だ…!?