安武と景虎。親子鷹の強い絆を感じる新刊！ 2年連続のパ・リーグ制覇を達成し、日本一にも輝いた2011年のホークス。だが、明けて2012年、日本一になったチームから杉内、和田、ホールトンの先発三本柱が抜けるという前代未聞のピンチを迎えた。だが、安武は逆に「チャンス」だと考えていたのだ･･･その真意とは!?
景虎の妻・舞と母親思いの兄妹との心温まる触れ合いを描いた『御目出度つづき』、大虎にやって来た無銭飲食の常習犯。店長代理を務める安武は、その正体を見抜くが・・・『あんちゃんの安武』、ホークスファン期待の新鋭左腕・川原が、安武に1打席限りの勝負を挑む。その結果は･･･!?『もうひとりの景虎』、故障した左肩を治し、なんとか開幕に間に合わせようと努める景虎。そんな景虎の動きをキャッチした、ある男が大虎に現れて・・・表題作『大虎の開幕』など、珠玉の9作品を収録。プロ野球生活初の肩の故障に悩む息子・景虎を、父・安武はどう支え、導くのか!? 厳しくも温かい「親子愛」を描く、最新102集です!!

普段は、二軍助監督として若手の育成に汗を流す安武ですが、この102集では、時折知られざる「父親の顔」を見せてくれます。このオフ、プロ入り初の大きな故障に見舞われた景虎。その事実を周囲には知らせず、密かに直そうと懸命の努力を続けます。そして、景虎の故障に気付いていながらも、余計な口出しはせず、本人の自主性に任せる安武。果たして、景虎は復活できるのか!? 是非、102集を手に入れて、その目で確かめてみてください!!