美味しんぼ 62
- 内容紹介
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「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼1話/縁起のいい鍋(おせち料理、上がり鍋)▼第2話/15年ぶりの共同作業(韓国風ネギ焼き)▼第3話/低予算披露宴 対決!(牛すね肉の赤ワイン煮込み、牛の乳房の串焼き、ミート・パイ、刺身、カブの鳥手羽詰め、カブの玄米詰め、ほうろく焼き、貧乏ちらし)▼第4話/フグと刀(フグの刺身)▼第5話/おばあちゃんの味(フレンチ・ホットケーキ)●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)。●あらすじ/元日、山岡たちの家に中松警部やテルエさんら仲間たちが集まった。近々結婚を控えた彼らは陽気だが、ひとりだけ恋人のいないテルコは浮かない顔。一生懸命みんなでなぐさめるが、結局テルコはお酒を飲んで寝てしまった。とそこへ、大原社主の奥さんから電話が。なんでもおせち料理がダメになったから助けてほしいという。仕方なく山岡とゆう子、そしてテルコの3人は、大原社主の家へと向かうのだが…(第1話)。▼大原社主の家でのおせち騒動が縁で結ばれた、テルコと板前の中本恒一の仲は深まるばかり。さっそく恒一は両親にテルコを紹介するのだが、恒一の両親は15年前に離婚しているのだという。しかしその離婚は仲違いが理由なのではなく、当時事業に失敗し多額の借金を抱えてしまった父親が、債権者の追及が母親や恒一に及ばないようにと別れたのだという。そこでテルコは、ふたりを元どおりに戻したいと、山岡たちに相談するのだが…(第2話)●本巻の特徴/女性キャスターに「『究極のメニュー』と『至高のメニュー』は現在の日本社会の腐敗と堕落の象徴」とののしられた山岡と雄山が、中松警部らの合同結婚式で、低予算の対決をする(第3話)。●その他の登場キャラクター/漫才師テルテル・コンビ・テルコ(第1~3話)、大原社主(第1話)、料理屋「大咲」の板前・中本恒一(第1~3話)、「岡星」主人(第2話)、帝都新聞嶺山社長(第3話)、帝都新聞秀沢局長(第3話)、週間タイムス三河編集長(第3話)、女性キャスター・滝遼子(第3話)、京極万太郎(第4話)、山岡たちのマンションの大屋・尾沢(第5話)●その他のデータ/表紙写真~