あぶさん 65
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/108(ひゃくやっつ)▼第2話/終わり良ければ▼第3話 /愛だらけの巣▼第4話/ホット・コーナー▼第5話/寒中盃▼第6話/笑顔の裏に▼第7話/弥生酒▼第8話/越後の花▼第9話/四番サード
●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、小林満(あぶの義弟。FAでダイエーに移籍)
●あらすじ/あぶは、珠代、カコ、今井雄太郎、ワカ先生とともに、桜子の勤めるクラブで忘年会をするこ とになった。そこで、あぶはワカ先生の眼の治療をしているという女医に会うが、その人は…(第1話)。▼カコのもとに、新幹線で隣の席に座っていた春野が訪ねてきた。出張先のお土産を持って来たのだ。その後も春野は、テレビ、お米といろいろなものを持って、カコの家にやって来た。カコはこんな春野に、あることを言い出す(第2話)。
●本巻の特徴/同じ外野手である義弟の小林満がダイエーに移籍してきたことで、あぶはサードにコンバート。守備練習に専念したため、打撃の仕上がりが大幅に遅れていた。酒の量も減り、まわりは心配するばかり。はたして、あぶは開幕までに調整が間に合うのか。
●その他の登場人物/山田カコ(第1~3話)、財津珠代(第1話)、花小路桜子(第1話)、今井雄太郎(第1話)、武藤ワカ(第1話)、カコの母(第1~2話)春野一(第2~3話)、桂木虎次郎(第2~3話)、サチ子(第2~3話)