あぶさん 64
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/ミスターお祭り男▼第2話/まなじりは歓呼にこたえ▼第3話/離れ技▼第4話/今こそ物干し竿▼第5話/鷹は死なず▼第6話/130+5▼第7話/ふたり90番▼第8話/さすらいの景浦▼第9話/泣き上戸●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、景浦景虎(あぶの長男、高校1年生)
●あらすじ/年に1度の球宴、オールスター戦にファン投票1位で選出されたあぶは、第1戦、1」回裏一死満塁のチャンスに代打として登場した。セ・リーグはこれを受け、中日の守護神・宣を送り出す。宣の150キロの豪球を、1球目は空振り。2球目は…(第1話)。▼夢の甲子園を目指し、景虎は地区大会・決勝戦のマウンドに立っていた。対戦相手は、巨砲・猫田を擁する中之島高校。試合は景虎たちの1点リードのまま、9回裏まで進む。二死ランナー二塁、あと一人という場面で、浪速の怪物・猫田がバッターボックスに入った。ベンチのサインは敬遠だが、景虎は真っ向勝負。景虎は絶対に甲子園に行きたかった。それは7年前のある人との約束があったからだ。その約束とは…(第2話)。
●本巻の特徴/あぶの義弟、西武・小林満がFA宣言。それもダイエーに移籍することになった。あぶ、満とも右打者で、同じポジションのレフト。そこであぶは、ある行動にでる。
●その他の登場人物/サチ子(第2、7話)、大山哲也(第2話)、財津珠代(第9話)、山田カコ(第9話)