風の大地 12
- 内容紹介
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ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/球影(たまかげ)▼第2話/馬の背ライン▼第3話/勝利の行方▼第4話/男鹿に誓う▼第5話/恋のツケ▼第6話/荒模様▼第7話/最後の賭け▼第8話/悲しい決断▼第9話/さらば友よ ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、長谷川博(鹿沼カントリークラブの研修生) ●あらすじ/17番ホール、林の中からの沖田のショットは、そのままカップに落ちた。ピンチを感じたジャンボ尾崎は、慎重にパットを決め、かろうじて首位を守った。一方、鹿沼でテレビ中継を見ていた鹿沼のグリーンキーパー、小平は、秋田にいるはずがない娘、明美の姿を目撃してしまう…(第1話)。▼最終ホールを迎え、沖田はピンまで3メートル、ジャンボ尾崎は1メートルの所につけた。ここのグリーンはスライスラインになっており、大変難しい所であった。だが、沖田は無事にボールをカップに沈めた。ここでジャンボが外せば、プレーオフになり、沖田の優勝の可能性が残るのだが…(第2話)。 ●本巻の特徴/本巻で、沖田は2度目のジャンボ尾崎との対戦に破れている。また、研修生の長谷川と、笠崎がプロテストに再度挑戦する。だが、2人とも、不合格になってしまう。そして長谷川はゴルフを辞め、鹿沼を去っていった。 ●その他の登場キャラクター/ジャンボ尾崎(第1~2話)、物部麗子(第1~3、8話)、菅原治(第1~3話)、小平(第1、4、8話)、高橋明美(第1、3~6、9話)、小針春芳(第2話)、杉原輝雄(第2話)、石原建(第4~8話)、笠崎孝(第5~9話)、支配人(第4、6~9話)、依田先生(第6話)