あぶさん 56
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/景虎の夏▼第2話/柳の下に▼第3話/根本の親心▼第4話/あれから30年▼第5話/熱き声援1000・を越えて▼第6話/主役ワキ役▼第7話/王いなる野望▼第8話/酒日和▼第9話/あのォ~の小太郎 ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」の主人) ●あらすじ/9月に入り、パ・リーグの優勝争いは苛烈を極めていた。チームを最後まで優勝戦線に残したいあぶは、ホームランを捨て、ヒット狙いのバッティングに徹していた(第3話)。▼王貞治氏の持つ、1シーズン55ホーマーという大記録にならんだあぶ。しかし新記録となるあと1本が出ず、千葉ロッテとの最終戦に望みをつないでいた(第5話)。 ●本巻の特徴/40歳を過ぎて大打者の仲間入りを果たしたあぶが、またまた大記録をうちたてる。また、あぶの記録達成をサポートする、ホークスナインの活躍も見逃せない。 ●その他の登場キャラクター/ダイエーホークス・王監督(第7話)、西武ライオンズ前監督・森(第9話)