三丁目の夕日 夕焼けの詩 40
- 内容紹介
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▼第1話/電報▼第2話/給食▼第3話/狼鬼の夜▼第4話/風俗小説▼第5話/貧乏神▼第6話/年賀状▼第7話/蟇の夢▼第8話/お父さんの顔▼第9話/お好み焼▼第10話/男と女と猫▼第11話/算数▼第12話/声▼第13話/ちゃぶ台▼第14話/留守宅の侵入者▼第15話/月賦▼第16話/コジローの失敗
●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい)
●あらすじ/電話が一般に普及していなかった昭和30年代。電報配達員、宇奈田早男は、様々な事情を持つ人々の所へ、日夜電報を届けている。そんなある日、夜中まで配達してぐっすり寝ている宇奈田のもとに、一通の電報が……(「電報」)。▼木下慎太郎は、みんながあまり好きでない学校給食を、いつも残さず食べている。だが、給食費をためているため、クラスの会計委員に催促されている。慎太郎が給食費を使い込んでいると思った会計委員は、慎太郎の家に出向くが……(「給食」)。▼ソロバン塾からの帰り道、一平は通行人の後ろをついて来るという狼鬼の話を聞かされる。家に着いてからも、狼鬼がそばにいるような気配がする一平。思い切って、狼鬼の方に向かってオモチャのピストルを当てると……(「狼鬼の夜」)。
●その他のDATA/昭和30年代風物誌~電報(第1話)、学校給食(第2話)、カストリ雑誌(第4話)、ラジオドラマ(第12話)、ちゃぶ台(第13話)、月賦販売(第15話)