あぶさん 21

- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/青山在り▼第2話/ハンディ90▼第3話/熱球志願▼第4話/ホープさん▼第5話/赤い糸▼第6話/雪化粧▼第7話/寿▼第8話/東南角▼第9話/誓酒 ●主な登場キャラクター/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あらすじ/あぶの義弟・満はプロ入りしてから4年目を迎えるが、もうひとつ伸び悩んでいた。なんとか満の才能を開花させたい日本ハムの大沢監督は、思い切ったトレード案をぶちあげる(第4話)。▼あぶを想い続けてはや9年。大虎の看板娘・サチ子は、あぶがもう自分には振り向いてくれないだろうと諦めていた。しかしある日、いつものように店を開けようとするサチ子の前に、緊張気味のあぶが現れる(第5話)。 ●本巻の特徴/長年、気ままな独身生活を続けてきたあぶっだったが、第21巻ではついに結婚を決意する。多くの女性に慕われながら、最も身近な女性を結婚相手に選ぶあたりに、あぶの男気を感じる。また、義弟の満もホークス入団が決まり、あぶさんファミリーがさらに結束する。