月光条例 2
- 内容紹介
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▼第2条【一寸法師】/[2]追いかけて来たヒトはえらく怒ってはる/[3]一寸法師、誰からも評判わろし/[4]一寸法師と姫/[5]一寸法師と月光、しかられる/[6]一寸法師、ハラを決める/[7]一寸法師に月光、負け犬かときく/[8]一寸法師はうちでの小槌になにを願うか▼第3条【居場所】▼第4条【シンデレラ】/[1]シンデレラ登場/[2]高木天道
●主な登場人物/岩崎月光(「月光条例」の執行者に選ばれた少年。本心を話すのが何よりも苦手)、演劇部(月光の同級生。演劇部所属。明るく活発な性格で、月光とは昔なじみ)、鉢かづき(「月光条例」の執行者に仕える、使者にして武器。呑み込んだ武器に変化する)
●あらすじ/実家のラーメン屋が大繁盛で、手伝いで忙しく働いていた月光。そんな時、おとぎばなしの世界から一寸法師を追って新たな敵が現れたと、鉢かづきが助けを求めてきた。生意気な態度の一寸法師とソリが合わずケンカをする月光だったが、そのころ敵は海辺で釣りをしていた演劇部のもとに出現。金棒の一撃で大地を消し飛ばすほどの力を持つ敵は、演劇部を人質にとり…(第2条・2)。
●本巻の特徴/一寸法師を追っておとぎばなし界から現れた敵の恐るべき正体とは? 地上が無残に破壊される中、それでも自分を武器として使おうとしない月光に対し、ついに鉢かづきが行動に出て…!?
●その他の登場人物/一寸法師(有名なおとぎばなしの主人公。鉢かづきに連れられて読み手の世界にやってきた)