世界騒然!浦沢直樹氏『夢印-MUJIRUSHI-』通常版&豪華版発売

『夢印-MUJIRUSHI-』通常版
・通常版
『夢印-MUJIRUSHI-』豪華版
・豪華版

2017年10月に「ビッグコミックオリジナル」で連載開始されるや大反響を巻き起こした、浦沢直樹氏によるルーヴル美術館とのプロジェクト作品『夢印-MUJIRUSHI-』。世界中で待ち望まれていた単行本が、満を持して登場!なんと、通常版と豪華版が同時発売で、それぞれ夢のような装いが施されている。
詳細は以下のとおり。

〈通常版〉 ●264ページの特大ボリューム
●両面スペシャル印刷カバー
●判型はB6判
定価:本体780円+税

〈豪華版〉 ●特製美麗装飾箱入り
●上下巻の分冊仕様
●カラーページ完全再現
●雑誌掲載時と同サイズのビッグなB5判
定価:本体2700円+税
※豪華版のコミックスの内容は、通常版と同じです。

浦沢氏がルーヴル美術館から執筆依頼を受けたのは、今から4年ほど前。当時は抱えていた連載作品で忙しく、すぐにその依頼に応えることができなかったが、昨年に実現。ルーヴル美術館のあるフランスにおいて漫画は、建築、彫刻、絵画、音楽、文学(詩)、演劇、映画、メディア芸術につぐ「第9の芸術」と位置付けられているが、浦沢氏は「第9の芸術」としてではなく「日本漫画」として描くことを考えたという。漫画は、漫画であって、より自由で、馬鹿馬鹿しくて、美しい――浦沢氏が導き出した答えは──なんと、天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫氏が生み出した『おそ松くん』に登場するあのキャラクター──三枚の出っ歯に口ひげ、内側にカールした髪型、自称「おフランス帰り」で自分のことを「ミー」と呼び、語尾には「~ザンス」を付けるキャラクター「イヤミ」を登場させることだった。作中で莫大な借金を背負った父と娘が、東京のどこかで生きているこの「イヤミ」を出会うことで、日本、フランス、そして世界を舞台に、「イヤミ」の用意した舞台の、ストーリーの、そして演出の一部となっていくのだ。
見よ、「日本漫画」の真髄を!浦沢氏が世界に送り出した「日本漫画」の自由さ、軽妙さ、馬鹿馬鹿しさを十二分に堪能されたし。

『夢印-MUJIRUSHI-』通常版&豪華版発売のPVを公開中!

フレンチテイスト溢れるPVを下記のURLにて公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=8-fCSXu7M1w

コチラのPVと、9月2日(日)まで埼玉県立近代美術館で開催中の「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!-埼玉の巻-」をチェックすれば、『夢印-MUJIRUSHI-』通常版、豪華版を読む楽しみが倍増すること間違いなし!!
この夏は、浦沢ワールドに酔いしれよう!

「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!-埼玉の巻-」の詳細はコチラ
https://shogakukan-comic.jp/news/12743
ビッグコミックオリジナル公式サイト
https://bigcomicbros.net/magazine/bigoriginal/