松本零士氏の漫画家人生を一変させた大ヒット作『男おいどん』が令和に甦る！
さらに、松本キャラ総出演の『ニーベルングの指環』が完全版で復活！

　松本零士氏の昭和ノスタルジーコミック『男おいどん』が、初登場から54年の時を経て令和で甦る！『男おいどん　愛蔵版』（全5巻）の1巻が発売!!
　さらに、ワーグナーのオペラを原案とし、キャプテンハーロックをはじめとする松本キャラが総出演した大作『ニーベルングの指環』が、幻の第4部「神々の黄昏」を初収録した完全版として復活！『ニーベルングの指環　完全版』全4巻の刊行も開始!!

　『男おいどん』は、松本氏が生前の取材で「この作品のおかげで漫画家と名乗れるようになった」と語っていたことから、氏の漫画家人生を一変させた運命の作品といえる。

　さえない風貌の主人公・大山昇太（おおやまのぼった）は、老朽化が著しい四畳半一間の下宿で極貧生活を送りながらも、明日の自分を信じて奮闘中。三度の食事すら満足に食べられないが、「金がなくとも男の誇りは捨ててはならん。夢を諦めてはならん」と不器用ながら実直に生きる。そんな彼を周囲の人々は温かく見守り応援していた。

　「自らの青春時代を振り返り、また共に過ごしてきた友人たちの姿を思い浮かべて感じたことは、『どんな青春でも恥じることはない』ということ。若さとは無限の可能性を秘めている、それを伝えたかった」──この思いを込めながら松本氏が、青春時代の悩みや、もがき苦しみ、妄想を等身大で表現した本作品は、青年たちの共感を得て大ヒットとなった。貧しいけれど、たくましさに満ちあふれる大山昇太の生き様と、人情とやさしさに包まれた懐かしき昭和の世界をご堪能あれ。

　そして、『ニーベルングの指環』は、雑誌に掲載されていた第1部「ラインの黄金」が1991年に完結すると、第2部「ワルキューレ」からは発表の場をウェブサイトへ移す。第2部「ワルキューレ」が連載開始された1997年当時、インターネットの普及率が10%にも満たない中で連日40万アクセスを獲得するなど、ウェブでの漫画連載の草分けとなった。

　第1部から第3部「ジークフリート」までは単行本が刊行。しかし、第4部「神々の黄昏」は松本氏が多忙のため、2000年の更新を最後に中断したまま未完となり、2010年には連載媒体だったサイトもサービスを終了したため、読むことができない状態となっていた。そんな幻の第4部「神々の黄昏」も、ついに単行本でじっくりと味わえるようになる（第4部「神々の黄昏」を初収録した『ニーベルングの指環　完全版』4巻は、2025年9月22日発売予定）。

　発売中の『ニーベルングの指環　完全版』1巻には、OVA作品としてアニメ化もされた第1部「ラインの黄金」を完全収録。

　また、本日6月20日より「『銀河鉄道999』50周年プロジェクト　松本零士展　創作の旅路」が、東京シティビュー（東京都港区六本木6-10-1　六本木ヒルズ森タワー52階）で開催。会場でも『男おいどん　愛蔵版』1巻と『ニーベルングの指環　完全版』1巻が販売されるので、来場予定がある方はぜひチェックを！

商品概要は以下のとおり。
松本零士『男おいどん　愛蔵版』1巻（シリーズ全5巻）
判型：四六判（並製）／404ページ
定価：2750円（税込）
※全巻同一定価。ページ数は巻ごとに異なります。

松本零士『ニーベルングの指環　完全版』1巻（シリーズ全4巻）
判型：四六判（並製）／344ページ
定価：2530円（税込）
※各巻ごとに定価とページ数は異なります。

■『男おいどん　愛蔵版』1巻の試し読みはコチラ

https://sc-portal.tameshiyo.me/9784091794840

■『銀河鉄道999』50周年プロジェクト　松本零士展　創作の旅路の公式サイトはコチラ

https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/leiji-m-exh/

■松本零士氏の公式サイトはコチラ

https://leijisha.jp/

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