志村貴子氏が描く宗教2世の物語『そういう家の子の話』第1集!

「“ふつうの家”に生まれたかった――」
志村貴子氏が描く、宗教2世×群像劇!

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて月イチ連載中、志村貴子『そういう家の子の話』待望の単行本第1集が発売!

 “私の家”のことは誰にも話していないイラストレーターの恵麻(えま)。
 恋人との結婚を考えはじめ、秘密を打ち明けたい浩市(こういち)。
 ずっと”いい子”として生きてきた実家暮らしの沙知子(さちこ)。
 同じ宗教を信仰する家庭に育った幼なじみの3人は、現在28歳。仕事、結婚、独り立ち……「家の事情」を抱えた彼らが直面する、人生の岐路!

 『青い花』『おとなになっても』『淡島百景』……これまで数々の名作を生み出してきた群像劇の名匠・志村貴子氏が次に描くのは、宗教2世たちの物語。
 3人の主人公たちをはじめ、さまざまな形で宗教に関わって生きてゆく世の人々。それぞれの悩みを抱えて、ときに分け合って、前に進んでゆく――

【担当編集の声】
 『そういう家の子の話』は、「どんなひとにも刺さる」物語です。作品に関わらせていただいている私自身は宗教2世ではありません。それでもたとえば、主人公のひとりである浩市くんが、恋人とのセックスの最中に自分が宗教2世であると告白するエピソードでは、自分のことのように緊張します。それは私自身が浩市くんと同じく男性で、彼と年齢も近いため共感しやすいのかもしれません。
 しかし、また別の主人公である女性・沙知子が、これまで親の決めたことに反抗したことがなかったと気がついて衝撃を受けるという場面にも、また心を打たれます。それは、ひとつひとつのセリフを読むときに、長年の友人が心を開いて相談してくれる話を聞いているような率直で切実な感じを受けるからかもしれません。
 『そういう家の子の話』は、読んだあとに、もしかしたら道ですれ違う人にもいろいろなエピソードがあるのかな……と想像がふくらんでいき、優しい気持ちになれる。そんな暖かい作品です。ぜひお読みください。

 ――志村貴子『そういう家の子の話』、令和を生きる人々にぜひ届いてほしい。

商品概要は以下のとおり。
志村貴子『そういう家の子の話』1集
判型:B6判/160ページ
定価:770円(税込)
電子版:価格は各販売サイトでご確認ください。

 6月12日まで、本作などが無料試し読みできるキャンペーンを実施中!!

 本作をはじめ、ビッグコミックス最新刊を中心とした無料試し読みキャンペーン「『住みにごり』『土竜の唄』『瞬きの音』などビッグコミックス新刊配信フェア」を、「小学館eコミックストア」ほか主要電子書店各社で6月12日まで実施中!!
対象作品は以下のとおり。

志村貴子『そういう家の子の話』
岡田麿里+オジロマコト『しすたれじすた』
押見修造『瞬きの音』
nicolai『れんげとなると!』
かわぐちかいじ+八木勝大+潮匡人+惠谷治『空母いぶき GREAT GAME』
かわぐちかいじ+惠谷治『空母いぶき』
たかたけし『住みにごり』
沖田×華『お別れホスピタル』
鬼山瑞樹『MUSE』
吉田修一+三国史明『国宝』
後藤うどん『煙色のまほろば』
高橋のぼる『土竜の唄』
此元和津也/P.I.C.S.+肋家竹一『RoOT/ルート オブ オッドタクシー』
小山ゆう『女神の標的』
小窓際『チラチラ』
水野光博+飛松良輔『Deep3』
青木U平『ミワさんなりすます』
中村淳彦+小田原愛『東京貧困女子。』

 話題作の1冊目や、ヒット作がたくさん! 共感できる物語が、きっと見つかるはず。

■『そういう家の子の話』1集の試し読みはコチラ
https://sc-portal.tameshiyo.me/9784098634668
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