電子書店で大注目!19歳で売られた花魁の哀歌『春駒』、単行本化!!

電子書店で圧倒的人気! 大正花魁残酷物語『春駒』ついに刊行!!

 本作は電子書店で先行販売され、2019年小学館青年漫画ジャンルで単月DL数ナンバー1を記録した大注目作!
電子書店のコメント欄には
「主人公の悲痛な想いがよく伝わってくる」
「心の折れ方がつき刺さってくる迫力」
「花魁たちの辛さが身に染みてわかります」
「リアルな遊女の世界を読んでいて続きが気になって仕方ない」
といった言葉が並ぶ……そう、本作『春駒』は圧倒的に「リアル」なのだ!!

 それもそのはず、本作は大正時代に実在した娼妓・森光子氏(源氏名・春駒)が書いた『光明に芽ぐむ日』『春駒日記』という手記を基にしているからだ。
 あらすじは一見すると、ありふれているように見える。大正13年、親の借金のため19歳の時に吉原に売られた主人公が、“何も知らないまま”に花魁・春駒として遊廓で働くことになり…という話だ。
 だが、その「ありふれた物語」を私たちは本当にわかっているだろうか?

 何も知らず処女のまま客を取る苦しみ、日記を書くとこと救われようとする心、もう元の自分には戻れないのではないかという悲しみ、無知につけ込む楼主のアコギさへの怒り、同じ境遇にある者同士の連帯と友情、そして絶望の中であがこうとする強い意志。そんな生々しい感情を、『春駒』は華やかで迫力ある筆致で描き出している。

 辛い描写も多く読み進めるのが楽な作品ではないが、春駒の聡明さと強い意志は、私たちに勇気を与えてくれる。

商品概要は以下のとおり。
望月帝+森光子『春駒~吉原花魁残酷日記~』1巻
判型:B6判/160ページ
定価:本体630円+税

 なお、本作品の原案である『光明に芽ぐむ日』『春駒日記』を書いた森光子氏の著作権継承者については現在調査中ですが、いまだ判明しておりません。お心当たりのある方は小学館サンデーGX編集部までご連絡いただければ幸いです。

■『春駒~吉原花魁残酷日記~』1巻の試し読みはコチラ
http://shogakukan.tameshiyo.me/9784091295811
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