JICA×小学館が問題提起!「人身取引」を尾崎衣良氏が描き下ろす!

JICA×小学館が問題提起!家族を養うために騙され売られた少女の運命は!?
「姉系プチコミック」に尾崎衣良氏が特別読み切りを掲載!!

 独立行政法人 国際協力機構(JICA)と小学館による協働企画として、世界のどこかで起きている「人身取引」についての骨太読み切りを、『深夜のダメ恋図鑑』でお馴染みの尾崎衣良氏が執筆!! JICAの取材全面協力で、タイを舞台に家族を養うために騙され売られた少女の物語を、尾崎氏ならではのリアリティ溢れる筆致で表現。

 売春や強制労働、はたまた臓器摘出のために騙されて家族と引き離され、挙げ句の果てには返せない額の借金を背負わされ日常的な暴力、監禁、性的被害を受けていると思われる被害者は年間約10万人。そのうちの7割が女性とみられ、今日もどこかで彼女彼らの人権は蹂躙されている。
尾崎氏はそんな現実を16ページの読み切り作品『わたしをとりまく世界の話』と題して執筆。

 舞台はタイ。都会に憧れ少しでも生活を楽にして、妹たちを進学させることを夢見た一人の少女。そのために知り合いを介して、必要な仲介費などを工面し、心躍らせて都会に出てきた彼女が紹介された職場は……売春宿。多額の借金をして出てきたのに、お金を稼ぐためには体を売るしかない……そんな少女の運命は?

 尾崎氏は「今回の漫画を通して、恐怖でも怒りでも悲しみでも、何かしら感じてもらえることを願っている」とコメント。その強い思いは、発売中の「姉系プチコミック」3月号に収録されているほか、下記のJICA公式サイトでも公開されている。

「姉系プチコミック」の商品概要は以下のとおり。
「姉系プチコミック」3月号
定価:780円(税込)
※本作掲載のデジタル版「姉系プチコミック」分冊版は2月8日より配信開始。

 世界のどこかで本当に起きている人権蹂躙。尾崎氏の『わたしをとりまく世界の話』を読んで知ってほしい。物語の中の出来事が、現実に起きているということを……!

■JICA公式サイトから「わたしをとりまく世界の話」を読む場合はコチラ
https://www.jica.go.jp/publication/manga/trafficking.html
■「姉系プチコミック」編集部公式サイトはコチラ
https://petitcomic.com/ane_petit/