浦沢直樹氏『あさドラ！』、伊勢湾台風編完結の第２集発売！

“浅田アサ、飛びます！”
浦沢直樹が描く誰も見たことのないドラマ。『あさドラ！』第2集Take Off!!

浦沢直樹氏最新作『あさドラ！』、待望の第2集が遂に発売！
『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』など、これまでも読む者を予想もつかない境地にまで導き、翻弄し、楽しませてきた浦沢氏。
本作もまた、我々日本人の抱くタイトルへのイメージに則り、“戦後から現代にかけて可憐に逞しく生きたある女性の一代記”でありながら、第1集の冒頭では2020年の東京、炎に包まれる新国立競技場がプロローグとして描かれるなど、既に“一筋縄ではいかない”“面白くならないはずがない”気配が立ち上っている。

主人公の名前は浅田アサ。彼女の物語は、このほど発生から60年を迎えた未曾有の災害「伊勢湾台風」の夜…1959年の名古屋から始まる。

「あたしは絶対にあきらめん!!」
家族を捜し、誘拐犯の男と共に大空へ飛び立ったアサが機上から目撃したのは、凄絶な台風被害の風景。そして、あるはずのない巨大な“足跡”だった――!?
相次ぐ急転直下の事態の中、12歳にして飛行機との出会いを果たしたアサ。昭和の名古屋を舞台に生き生きと逞しく暮らす人々を巻き込みながら、彼女の人生が今、大きく動こうとしていた。
そして物語は1964年、東京オリンピックへ向けて大きくうねりはじめる――!!

2019年上半期最も売れた第1巻ランキング第2位（ほんのひきだし調べ）、中日新聞朝刊一面掲載（2019年4月28日付）など、連載開始以来すぐに各所で話題をさらった本作。
物語の全貌は、まだ見えない。
ただ、デビューから36年、数々の大ヒット作を世に放ち、世界の漫画界を牽引してきた浦沢氏が構想7年を経て、まさに集大成として執筆している本作。
浅田アサという、強烈な力強さを持つ主人公が笑って泣いて怒って、走り回って飛び立つその姿に魅了されているうちに、この誰も見たことのないドラマに引きずり込まれてしまうことは必至だろう。
まだ見ぬ面白さを求めている方は、是非注目されたし！

商品概要は以下のとおり。
浦沢直樹『あさドラ！』2巻 判型：B6判／210ページ
定価：本体700円＋税