マンガの神様・手塚治虫の正体は神?それとも悪魔?

手塚番 ~神様の伴走者~
©佐藤敏章

歴代13人の担当編集が語る伝説の数々、文庫で登場!

今だから言える!?
マンガの神様に担当として張り付いた13人の名物編集者たちと、マネジャー、そして藤子不二雄Ⓐ氏の貴重なインタビュー集が文庫本で登場。
本書は2010年に刊行された『神様の伴走者 手塚番13+2』に、今年創刊50周年を迎えたビッグコミック創刊編集長・小西湧之助氏のインタビュー、そして手塚氏のアシスタントだったマンガ家・石坂啓氏の描き下ろし『神様の指定表』を新たに収録して文庫化されたもので、にわかには信じられないほどの熱量の日々が記録されている。

ハタと気づけば手塚プロで18連泊!
10日泊まれば原稿もらえる?
名物編集長は神様にハサミを投げたり、リンゴを投げつけたり!?
ついノリで神様にテヅカオソムシ、テヅカウソムシ、とまさかの命名!?
そしてその神様は、わがまま、やきもち、遅筆で嘘つき?側で見てれば、ただの人?

働き方なんちゃらなんて、クソくらえっ!!
もしこの本を読んで、これが現在進行形だったら、社会問題化必至!!

ただただ作家と編集者たちには、さながら工事現場の飯場のような蜜月時代があったのだ。もちろん、蜜月だからこそ、裏切りに対する激昂あり、喜びあり、絆あり。寝食を共にし、寝落ちしないよう見張りあい、他社に先を越されぬよう順番会議が催され、居催促のため複数名の編集者たちが手塚治虫を支えてきたのだ。
13人の「手塚番」が語る手塚治虫の魅力、手塚作品の魅力、その言葉にウソはなく、マンガの黎明期の息づかいと舞台裏に心躍ること必至。
モノ作りの原点はヒト作り。作品作りの原点もまた作家と編集あってこそ。昭和のもの作りの熱さと初心を見い出すことのできる熱いインタビュー集となっている。
定価:本体610円+税

『手塚番 ~神様の伴走者~』の試し読みはコチラ
http://shogakukan.tameshiyo.me/9784094065213
『手塚番 ~神様の伴走者~』の詳細はコチラ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406521