黄金色の花
- 内容紹介
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著者の漫画家デビュー50周年記念復刻シリーズ第4弾。代表作「忍者武芸帳」前年の'58年に貸本出版社・日本漫画社から刊行された単行本です。これまでファンに熱望されながら読むことが難しかった白土初期作品をカラー、紙質までふくめて刊行し、当時の形態にできるだけ近い形で完全復刻する企画です。 物語の主人公・かげろう剣士は母の目を治すためにその花の光を浴びると眼が見えるようになるという黄金色(こんじき)の花を探して旅に出ます。旅の途中で、嵐のため木の下敷きになっていた妖精のドングリ太郎を助けるが、黄金色の花も妖精で、ドングリ太郎の姉だとわかる…。「2年ね太郎」や神話伝説シリーズを髣髴とさせる異色のファンタジー。