王様の耳 6
- 内容紹介
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恩田陸さん大絶賛!大反響の物語、遂に完結 ◎小説家・恩田陸さん大絶賛!!!
行きつくところもジャンルも読めない、現代の寓話。
不気味さに潜む詩情が、なんとも心地良い。
『いいね!光源氏くん』『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』『うどんの女』……数々のヒット作品を描き、2026年に漫画家デビュー20周年を迎える漫画家・えすとえむさんの新たなる代表作『王様の耳 秘密のバーへようこそ』の待望の完結編、第6巻が発売!
人に言えない秘密はあるかい?
そんな時は僕のところへ
そしてこっそり打ち明けてくれ。
王様の耳は……ロバの耳……
誰しも一つや二つ、人に話せない仄暗い秘密を持っているーー。物語の舞台は、秘密を買い取る地下のバー「王様の耳」。夜な夜な紳士淑女がやってきて、謎の店主に思いもよらない秘密を打ち明けていく。
そんな一癖も二癖もある客たちの問わず語りの打ち明け話で始まった物語は、バーのオーナー・鳳麟太郎と、謎の女占い師の過去、そしてシバケンと滝口あかりの関係が明らかになっていくにつれ様相を変えていき、遂に全てが明らかに――マンガ読みが唸る「超絶技巧の新感覚ストーリー」をたっぷりとご堪能ください。
- 編集者からのおすすめ情報
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大変お待たせしました。最後の一話まで先の読めない展開は、「女性セブン」での連載中から大きな反響を呼びました。すべての伏線が明らかになる最終巻、その予想も付かない衝撃の結末を単行本で味わっていただけましたら幸いです。
単行本化にあたっては大幅に加筆・修正を行っています。透明カバーの装丁はもちろん、カクテル名を冠した各編の見出しなどを含め、隅々まで意匠を凝らした単行本をぜひお手にとってご覧ください。



