やがて、ひとつの音になれ 1
- 内容紹介
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喪失が新たな希望を紡ぐ。音楽×青春物語 もっと、もっと弾きたい。
この気持ちを手放したくない。
大切な“音”と再び巡り会えた――
左手の奏者として。
「天才少年」だった奏は、
ジストニアという難治性の病により
15歳でピアノと別離する。
そして彼の中には
消えない悲しみだけが残った。
――7年後。
有名なピアニストに成長した
かつての友との再会から
奏は手放した“大切な音”と
もう一度出会う……。
「見つけるんだろ?
新しい音を――」
音楽を愛する彼らの青春物語。
- 編集者からのおすすめ情報
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とても大切な存在を手放さなければならないこと
苦しさを抱えながらも人生を歩まねばならないこと。
そして、消えない後悔を抱えながらも
そこに訪れる希望がたしかな光に変わる瞬間。
繊細に、丁寧に紡がれた感情を共有してほしいです。
新人作家の初連載、溢れる想いを目撃してください。