プラタナスの実 4
- 内容紹介
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『テセウスの船』作者の本格医療ドラマ!
我々医師は、
常に「最悪の状態」を
想定しなければいけない――
小児外科医の兄・英樹と共に、
父の小児病院で本格的に働き始めた真心。
患者への応対はもちろん、
根本的な“医師としての哲学”も正反対な
英樹の姿に戸惑う真心。
そんな中、真心がこの病院で働くきっかけにもなった
小児白血病の患者・ともりんが病院を抜け出す事件が発生。
彼女を巡り、鈴懸家の確執も、大きく動き始める――。
- 編集者からのおすすめ情報
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患者への“心のケア”も医師の重要な仕事だと考える真心。
病を治すことだけに、医師は専念するべきだと考える英樹。
今集では、ともりんを通じて、この二人の“医師としての哲学”が
ぶつかり合います。
患者を助けたい--その気持ちは同じだからこそ、
激しくぶつかる二人の姿、そして、より浮き彫りになっていく
鈴懸家の母を巡る過去・確執が描かれています。
ぜひ注目してください。