昭和天皇物語 8
- 内容紹介
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即位したばかりの青年を試練が見舞う…!! 時は昭和3年。
大陸で発生した張作霖爆殺事件に
日本軍は関与しているのか--?
ひとつ対応を間違えば、重大な国際問題へと発展しかねない
危険な状況下に日本はあった。
詳細な調査を命じた裕仁(ひろひと)青年に対し、
のらりくらりと逃げ続けて事態の先延ばしを図る
時の総理・田中義一。
この国の頂点に立つ者として、青年がとるべき行動とは…!?
- 編集者からのおすすめ情報
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幼き日、青年は心に誓った。
「自分のせいで誰かを傷つけてしまうかもしれない。
自分は感情を表に出してはならないのだ」と。
そして天皇となった今。あらためて青年は自らに問う。
不誠実な責任者に対し、いかなる姿勢で臨むべきなのか。
双肩に国民を背負った人間は、どのように生きねばならないのか。
時代が。世界が。キナ臭さを増してゆく最新刊です。