黄昏流星群 61
- 内容紹介
-
男女三人ぶらり鳥取。大人が自由を掴む旅! 独り暮らしの岸和田弘は退職後、時間を持て余し
「見守りボランティア」を始める。
認知症の酒巻紀子の自宅訪問をするようになるが、
彼女が突然「本当は呆けていない」と驚きの告白。
紀子に誘われ、降るような星を見るために鳥取へと
秘密の旅に出る。
二人は旅先で、自殺志願の若い女・有里を救い、
温泉に美食に昔の恋人探訪に…と奇妙な三人旅が始まって…!?
表題作の他、兄の妻との禁断の関係を描き
雑誌掲載時に話題を呼んだ「星クズの町」を収録。
自分も知らない本当の自分には、年を重ねてから
出会えることもある。そんな眩しい瞬間をとらえた一冊です!
鳥取の観光スポットも多数登場!
旅気分も味わえる、『黄昏流星群』史上初となる
“ご当地ロードムービー”シリーズ!!