世界名作シリーズ 坊っちゃん
- 内容紹介
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あの名作がすいすい読める! 不公平なことやずるいことは大きらい!
体は小さいけど、思いきりがよくて、大胆。
正義感が強くまっすぐな坊っちゃんは、
生まれ育った東京をはなれ、
四国の中学で数学を教えることになりました。
そこで出会ったのは、“くせ者”ぞろいの教師たち。
校長先生には「狸」、教頭先生には「赤シャツ」、そのほか「山嵐」、「うらなり」「野だいこ」……とあだ名をつけて、生徒たちのいたずらともたたかいながら、江戸っ子の坊っちゃんは、
さて、どんな大騒動を巻き起こしたのでしょうか。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
夏目漱石生誕150周年yearの2017年、
ぜひ読んでおきたい『坊っちゃん』。
原作の雰囲気やリズム感をそこなわないようにしながら、
現代かなづかいにあらため、改行や読点も増やして、
子どもも大人も読みやすくしました。
【高学年以上対象】
- 編集者からのおすすめ情報
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いまはあまり使われていないような
少し難しい表現も出てきますが、
坊っちゃんの江戸っ子言葉や四国のお国言葉など
漱石先生のリズム感あふれる文体のおかげで
すいすい読めました。
子ども向けのジュニア文庫ですが、
大人にもぜひあらためて読んでいただきたい1冊です!