Dr.コトー診療所 14
- 内容紹介
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”生きること”を問い続ける離島医療物語 絶海の孤島・古志木島の小さな診療所で、数々の難手術を成功させてきたDr.コトーこと五島健助。彼が絶大な信頼を寄せていた看護師・星野彩佳が島を離れ、後任としてやってきたのが仲依ミナ、愛称・ミナチン。明るい性格の
ミナチンだが、じつは夫から逃れるための古志木島赴任だった。その夫が島に現れ、暴力事件を起こす中で転落事故に遭い大ケガをするものの、コトーがオペを成功させ、やがてミナチンと夫の心の傷をも治してしまう。古志木島には傷ついた体や心を癒やしてくれる力がある、とコトーは思う。この島は自分よりよっぽどすごい医者なんだ、とコトーは心から思う。そんな力のある癒やしの島を出ていった星野は、本土の花屋さんに住み込んで働き、投薬治療を続けながら医学部入学めざして受験勉強に励んでいた。しかし、センター試験当日、思わぬ事件が発生する。運命が、星野をあたかもコトーのいる古志木島に導いているかのように、彼女の人生を翻弄し始めた!!