Dr.コトー診療所 12
- 内容紹介
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”生きること”を問い続ける離島医療物語 Dr.コトーこと五島健助の右腕となって働いていた看護師・星野彩佳の乳癌のオペが、テーブルデス(術中死)の危機に陥る。けれどもコトーは奇跡を起こし、彼女の命を救う。手術後も古志木島の診療所で働いていた星野の夢は、いつの日かコトーのような熱き魂の医者になることだった。そんな彼女に対して、ある日コトーが、長いあいだ温めていた想いを打ち明ける。しかし、誰よりも命の重さ・尊さ・大切さを知っている星野は、コトーの気持ちを泣きながら受け止めつつも、島を出ていく決意を告げる。そして、島に雪が降り続く日の朝、コトーに置き手紙を残して、彼女は島を離れていった。「早く追いかけないと後悔するぞ!!」という原さんの叫びが、コトーの胸に響く。その言葉を聞いたコトーは……!?