黄昏流星群〔小学館文庫〕 13
- 内容紹介
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▼恋する星霊(せいれい)[1~9]▼老星は死せず[1~4]
●あらすじ/深夜にホステスを車で送り届ける仕事をしている稲本浩・57歳。15年前に妻子に逃げられ、自堕落な生活を続けている稲本の元を、突然息子の大吾が訪ねてきた。母親が脳出血で急死したことを告げた息子は、母の遺言通りに遺骨を渡すと、父の近所に部屋を借りて暮らすと言い出して…(恋する星霊)。
●本巻の特徴/ダメ男の夫に愛想を尽かし、息子を連れて出ていった妻。15年後、数学の天才である息子を残して死出の旅についた彼女は、夫の前に幽霊となって現れて…「恋する星霊」。他に、不祥事のあおりで辞職した会社員の再起を描く「老星は死せず」も収録!!