黄昏流星群〔小学館文庫〕 9
- 内容紹介
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▼京都星宿[1~4]▼死滅する星[1~4]▼煮星(ニボシ)メンのかほり[1~2]▼恋の星乱れ星[1~4]
●あらすじ/勤勉で実直だと信じていた亡き夫が、死の数日前に夢うつつで発した「小鴨さん」という名前。息子にプレゼントされた京都旅行の最中、これが芸妓の名なのではないかと直感した妻は、夫の元部下で京都在住の知り合い・迫田に相談して、ふたりで「小鴨さん」を捜し当てようとするが…(京都星宿)。
●本巻の特徴/近未来、超高齢化社会を迎えた日本。老人人口が増え、長生きは罪悪だという考え方が広がる中、70歳の塚原は快楽の中で往生できる薬の噂を聞き…? 上記「死滅する星」他、全4編14話を収録。