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陽だまりの樹〔小学館文庫〕 4

作: 手塚治虫 
陽だまりの樹〔小学館文庫〕 4
定価 639円(税込)
発売日 1995/05/17
ISBN 9784091920546
判型 文庫
304頁
内容紹介
動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! ▼第1話/難題▼第2話/使節江戸へ▼第3話/本陣待ち伏せ▼第4話/将軍の一番長い日▼第5話/裏切り者▼第6話/西郷登場▼第7話/巻き添え▼第8話/やけ酒万次郎▼第9話/東京大学事始め ●登場人物/伊武谷万次郎(府中藩士。剣の才能に恵まれている)、手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、手塚良仙(良庵の父で蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている) ●あらすじ/ハリスを刺客が襲った事件が発生した。このことに対し将軍は、外国人が江戸に住むのは必ずしもよい結果を生まず、今はまだ自由交易が出来る状態ではないと結論を出した。だがハリスはこの結論を快く思わず、交渉は前進しないまま、年が明けた。正月早々、大老の堀田は、ハリスとの交渉を成功させるべく、公卿たちに金をばらまいた。だがこの作戦は朝廷の反感を買っていたのだった(第7話)。▼ハリスとの交渉を朝廷に承認させようとした大老・堀田の作戦は失敗をしてしまったばかりか、彼は失脚してしまう。このため、堀田の下についていた万次郎もまた、アメリカ使節護衛を解任された。解任後の万次郎は酒をあおる毎日をすごしていた。そこに、万次郎のよき理解者である鉄太郎が現れた(第8話)。 ●本巻の特徴/第3巻では、万次郎が使節護衛の役を降ろされ、世の中は次第に保守化への傾向を強めていく。一方、良仙が運動をしていた種痘所設立の許可が下り、西洋医学にひとすじの光明が見え始めていた。 ●その他の登場キャラクタ-/西郷隆盛(第6話)、アメリカ使節・ハリス(第1~4、7話)、アメリカ使節・ヒュ-スケン(第2、3、5~7話)、おせき(第7話)、勝海舟(第7話)、大老・井伊(第7、8話)、山岡鉄太郎(第8話)、多紀誠斎(第5話)、良庵の妻・おつね(第1、4話)、良庵の母(第1、9話)、万次郎の母(第6、8話)、平助(第3話)、丑久保陶兵衛(第3話)、お品(第3話)

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