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迷路のない町 1

著: 齋藤なずな 
迷路のない町 1
定価 715円(税込)
発売日 1994/02/28
ISBN 9784091890610
判型 4-6変
240頁
内容紹介
日常に忍び込む心の迷いを、女性ならではの繊細さで描いた佳作 ▼第1話/彼岸花▼第2話/ごはさんで願いましては▼第3話/花いちもんめ▼第4話/波▼第5話/道のない橋▼第6話/水もれ▼第7話/バターのお墓▼第8話/鴨居▼第9話/環状線▼第10話/どくだみ ●あらすじ/離婚して独り暮らしを始めた友子。その部屋の窓から見える彼岸花は、蒸発してしまった彼女の母を思い起こさせるものだった。友子の母は、幼い彼女が、縁起が悪いと言われる彼岸花を摘む様子を見て、他人に構わず、自分の意志を貫くことを決意したのである。思いがけず自分の生き方についても考えさせられることになった友子は、母からの手紙を頼りに、彼女の住む町を訪ねてみる(第1話)。▼近所の図々しいオバサンに辟易していた坂本夫人。しかし、彼女を煙たがる子供たちや夫の態度、そしてデパートの家電売り場のテレビに映った自分の姿に、彼女は自分も嫌なオバサンになりつつあることを実感し、愕然とする。その時、彼女はまたあの嫌なオバサンに出会う(第2話)。▼近郊の団地に住む聡子は、夫との二人暮らし。大学生の息子はすでに親元を離れている。つまり気楽な身ではあるのだが、息子は全く連絡をよこさず、仕事一筋の夫とも何となく疎遠になっていて、孤独を感じる日々を送っていた。そんな彼女の脳裏に、ある時幼いころの風景がよぎる。花いちもんめで、最後まで残ってしまった聡子…(第3話)。

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