フイチン再見! 7
- 内容紹介
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少女雑誌の勃興と漫画追放運動。 自分ひとりで、自分の決めた道を歩まんとしてきた
上田としこの前に現れたひとりの男。
周囲の猛反対の声にも耳を貸さず、
小新聞社の新聞記者、政治ゴロとも噂されるその男と
としこは結婚する。
1950年(昭和二十五)、世の中は戦後復興の渦中にあった。
次々に創刊される雑誌、新しい家庭、そして新しい漫画。
- 編集者からのおすすめ情報
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とても家庭生活に向いているとは思えない上田としこが本巻で結婚します。さらに、本巻にはかつてあった、大新聞、PTA、児童文学者らによる猛烈な漫画バッシングが描かれています。少女雑誌、赤本、貸本の隆盛とその追放運動、それらに立ち向かう上田としこと手塚治虫。必見です。