風の大地 23
- 内容紹介
-
▼第1話/勝利の空▼第2話/リカバリー▼第3話/メジャーのレベル▼第4話/影揺れる▼第5話/集中力▼第6話/1(ワン)オン▼第7話/誇りの礎▼第8話/知勇と蛮勇▼第9話/勇気の人●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、シルバー・スコット・ウォーレン(天才ゴルファー。プロ歴7戦全勝。大財閥の御曹司)、グレゴリー・オースティン(15年前、突然音楽界から消えた、伝説のサックス奏者。現在、沖田のキャディを務める)●あらすじ/全米プロ選手権・最終日。沖田は、1打差でトップをゆくウォーレンと同じ最終組となった。9番ホールで、第2打を深いラフに入れてしまったウォーレンだったが、運が味方したか、リカバリーが決まり、バーディで終わった。これを見た沖田は、動揺してしまい……(第1話)。▼動揺を隠せない沖田は、50cmのバーディパットをはずし、トップのウォーレンと2打差となってしまった。さらに10番ホールでも、沖田は第一打を林の中に入れてしまう。ボギーを叩いてしまえば、決定的な差がついてしまうという状況の中、沖田は研修生のときに世話になった宇賀神と林の中からのリカバリーの練習をしたことを思い出す……(第2話)。●本巻の特徴/トップのウォーレンと2打差となりながらも、集中力を取り戻した沖田。結果を恐れず、攻めていこうと決めた沖田は、ウォレーンに追いつくことができるのか !?