あぶさん 49
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/美しき10月▼第2話/おっちゃんは日本一や!!▼第3話/冬桜▼第4話/雪に吠えて▼第5話/華やかな年の暮れ▼第6話/ボンと正月▼第7話/桜子の秘密▼第8話/2年目のジンクス▼第9話/敵を知り己をしらば▼第10話/未練酒 ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。福岡ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/首位打者をかけたあぶと平井の勝負は130試合目までもつれ込んだ。最終打席で平井は意地のヒットを放ち、あぶに一厘差をつける。しかし9回表、あぶの最終打席を迎え、金田監督は再び立ち上がる(第1話)。▼プロ入り20年目、45歳のシーズンを控えたあぶはオープン戦で中日と対戦、久しぶりに再会した落合とバッティング談義に花を咲かせる。(第9話)。 ●本巻の特徴/三冠王を達成し、大打者の仲間入りをしたあぶは、20年目とは思えないほど溌剌とした動きを見せ、周囲を驚かせる(第8話)。本巻では、あぶの野球への情熱がひしひしと伝わってくる。 ●その他の登場キャラクター/ダイエーホークス・若田部投手