あぶさん 25
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/鷹匠▼第2話/期待に応えて▼第3話/トラ節句▼第4話/円タクの騎士▼第5話/時は金なり▼第6話/褐色のプロフェッショナル▼第7話/振られて万歳▼第8話/酔いどれ▼第9話/立てば歩めの ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/開幕以来、7打席で3本のホームランを放ち、絶好調のあぶ。しかし、予想以上のあぶの活躍に虎次郎はかえって不安を感じる(第2話)。▼オールスターを終えてなお好調を維持し、ホームランダービートップを走るあぶ。このままいけばホームラン王も夢ではないと思われていたあぶだったが、ある日の試合で頭部にデッドボールを受け、退場してしまう。翌日の試合にはいつも通り出場するものの、あぶは身体に異常を感じる…(第9話)。 ●本巻の特徴/とりつかれたようにホームランを量産し、プロ入り以来、初めてタイトル(ホームラン王)に手が届きそうなあぶ。代打のみの出場でタイトルが取れるのか、あぶさんファンならずとも、興味深い。