あぶさん 23

- 内容紹介
-
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/気になるアイツ▼第2話/刺客▼第3話/お立ち台▼第4話/昼行燈▼第5話/攻酒走▼第6話/乾杯▼第7話/草花野球▼第8話/最後の采配▼第9話/文化の日 ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/ある夏の夜、大虎の店先で憂鬱そうに佇む男を、虎次郎や店の常連客たちは不審に思う。男は誰が声を掛けても返事をしないが、たったひとり、あぶにだけは重い口を開いた(第1話)。▼夏の祭典、オールスター戦が始まり、そうそうたる豪華メンバーが揃う中で、一際異彩を放つあぶ。特に、普段顔を合わせる機会のない巨人・原辰徳をはじめ、セントラルリーグの選手たちはあぶの打撃を興味深く見守っていた(第2話)。 ●本巻の特徴/すっかり南海ホークスの顔となったあぶ。第23巻では、なんとオールスター戦でMVPを勝ち取り、名実ともに一流選手の仲間入りを果たし、さらなる飛躍を予感させる。 ●その他の登場キャラクター/近鉄バファローズ・西本監督(第8話)