あぶさん 9
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/VTRの誠さん▼第2話/べらんめえ▼第3話/二人で酒を▼第4話/ファウルチップ▼第5話/春の嵐▼第6話/さけ比べ▼第7話/五月雨▼第8話/代打チャンピオン▼第9話/完全休養 ●登場人物/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あらすじ/南海ホークスのビデオマン・佐野誠三はチームにとって重要な存在。'76年2月をもってホークスを去る佐野だが、彼もまた波瀾に富んだ人生を送っていた(第1話)。▼'76年のシーズンが開幕し、あぶは1番・DHとしてプロ入り初のスタメン出場を果たす。初回、いきなり先制ホームランを放つあぶだったが、集中力が続かず第2打席は凡退してしまう。そこで野村監督は一計を案じ、あぶをある場所へ行かせる(第5話)。 ●本巻の特徴/代打屋稼業がすっかり板についてきたあぶだが、第9巻では阪急ブレーブス・高井との対談(第8話)を経て、ホームランにこだわりを見せはじめる。 ●その他の登場キャラクター/ホークス職員・佐野誠三(第1話)、日本ハムファイターズ・大沢監督(第2話)