死にあるき 1

- 内容紹介
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あの子が歩くと、人が死ぬ―― 変死した資産家・黒須時宗。
その死をきっかけに、一同に会した家族達であったが、
そこに現れた警察官は、殺人を疑い取り調べを始める。
一番最初に疑われたのは、黒須家の養女であり第一発見者の朱鷺子であった。
養父の死にも動じぬ朱鷺子。皆の疑いが彼女に注がれる中、第2の変死が起きてしまう………
昔からそうだった。
彼女の、朱鷺子の周りでは、
人がよく死ぬ。
朱鷺子の周囲で起きる不審な死の連続。
何故”死”は連続するのか?
何故彼女の周囲でばかり”死”が起きるのか?
謎と恐怖が散りばめられた俊英の怪作、第1巻です。
- 編集者からのおすすめ情報
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裏サンデー投稿トーナメント出身の鬼才のデビュー作!!
この作品はただのホラーでもミステリーでもなく、
”死”の意味と真っ向から向き合った意欲作です。
誰もがいずれ避けられずに迎える”死”と、
朱鷺子の目を通して一足早く向き合ってみるのはいかがでしょうか?