MAJOR(メジャー) 29
- 内容紹介
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▼第1話/真剣勝負…▼第2話/ジャイロボール▼第3話/裏マニュアル!?▼第4話/ハッタリ!?▼第5話/悔しいよ!!▼第6話/役者▼第7話/うなる右腕▼第8話/進化▼第9話/一緒に!!●登場人物/茂野吾郎(名門・海堂高校野球部の部員。実の父も義理の父もプロ野球選手)、佐藤寿也(吾郎と一緒に海堂高校野球部に入部した天才捕手。通称トシ)●あらすじ/13対11と、特待生組の2点リードで迎えた5回表。攻める特待生組は2死ながらランナーを3塁に進め、打席に立つのは3番・薬師寺。スラッガー・薬師寺に対し、吾郎は力と力の勝負を挑む。しかしマニュアル重視の海堂野球をしてくる特待生組は、ツーアウトでありながらセーフティーバントをしかけてきた! 結果はギリギリでファールになったが「せこい野球をしてきやがって」と激怒した吾郎はグローブを外し、右投げで山なりのボールを投げる(第1話)。▼打者としてのプライドに火がついた薬師寺。それを察した吾郎は、再び左投げで真っ向勝負し、見事三振に仕留める。薬師寺は、吾郎の球が特待生組のエース・眉村と同じ、奇跡のジャイロボールだと気付いた(第2話)。●本巻の特徴/特待生組対夢島組の入寮歓迎試合も、いよいよ大詰めの9回裏を迎える。1点差を追う吾郎たち夢島組だったが、技巧派の好投手・市原の前にたちまちツーアウト。絶体絶命のピンチとなったが、代打・国分がなんと同点ホームランを打つ。次打者・吾郎も3塁打を放ち、いよいよエース・眉村を引っ張り出した。超高校級の眉村の豪速球に、続く草野はバントもできず凡退。延長10回の表、吾郎は打者としても一流の眉村と対決。めった打ちにされた一年前の雪辱に燃える。●その他の登場人物/薬師寺(特待生組の3番バッター。ポジションはサード)、市原(特待生組の投手。打者をかわす投球術が得意)、眉村(ケタ違いの実力を持つ、特待生組のエース。吾郎にとって因縁のライバル)。